



今日は「藝どころ名古屋で学ぶ邦楽セミナー」 に行って来ました

日本音響家協会中部支部主催のセミナーで、今回で9回目、
テーマは「長唄」
第一部:基礎講座 ~長唄とはどんな物?(長唄の概要)~
第二部:専門講座 ~唄と三味線にあったマイクは?~
という内容の講座でしたが、我が家のお稽古日でもありましたので、基礎講座のみ
受講させて頂きました。とはいえ、こちらだけでもお昼休憩を挟んで3時間という、
内容たっぷりの講座でした。知識を得ることは勿論ですが、私自身も日本舞踊
ワークショップの講師経験がありますし 今後の為に、講義・説明する側の目線でも、
勉強させて頂きました♪
講師は杵屋六秋先生と杵屋六春先生で、実演を交えて、実技的なお話やら、
厳しいお稽古の様子が分かる昔話やらを楽しくお話してくださいました。
質問にも丁寧にお答え頂きましたが、質問内容は長くなるので省略です(笑)
また、私の要望に応えた演奏もしてくださいました。
本調子、二上り、三下りのお話がありましたが、その違いを耳で感覚的にとらえる為、
二上りで弾くものを、あえて、本調子、三下りでも弾いて頂きました。
予想通りの結果でしたが、お三味線に馴染みの無い方には、たぶん、このような形で
示して頂くと理解しやすいのではないかと思います。
以下、今回のセミナーに対する感想ではなく、常々私が感じていることを少し書き留めて
おきたいと思います。
邦楽・邦舞に限らず、こうしたセミナーを開催する場合、どの程度の知識をお持ちの方を
対象とするものなのか、何を求めている受講者なのか、それを的確に判断することは
とても大切です。一般の方を広く募集してしまうと、その幅が大きくなって、どこに照準を
あてるべきか悩むところですが、ココ!と決めたら、余分なことは思いっきり削ぎ落として
しまう方が良いように思います。
もし、対象が初心者なら、常識のレベルが自分と異なることを忘れてはいけませんが、
知識を沢山持っている講師側はうっかりそのことを忘れ、一段目の階段を飛び越えて
その先からスタートし、ついつい多くのことを伝えようとしてしまいます。いえ、これは
若い頃の私がそうであったという話なのですが

、そういう時はおそらく、
伝えようとする知識を半分位に減らして、目から入る形、耳から入る音を取り入れ、
またちょっと脱線したところで話を膨らませて、受講者にゆとりを与えながら話を進めて
いくようにした方が良いように思います。減らしているつもりでも、詰め込んでいることが
結構あるものです。
それに、学校の授業でもそうですが、先生が脱線した時の話の方がよく覚えていませんか?
その辺りのことを、上手くコントロールしながら進めていけるようになればシメタモノ

きっと受講者のハートをつかめます♪
私の囁き、皆様の何かの参考になれば、嬉しいです。